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上大利老松神社

場所
大野城市上大利二丁目十六番一号
分類No.
歴_か0063

上大利老松神社

●本殿・拝殿
祭神 菅原大神
本殿及び拝殿は木造藁葺きであったため老朽化が甚しく、氏子を中心に改築寄附を募り、昭和四十三年四月二十一日に総工費五百万円をかけて鉄筋造りに改築したものである。改築の際に旧社殿の棟札はすべて紛失しているが、ただ一個残っている屋根瓦の瓦当には三階松の紋章が刻まれている。

●御神体古来の御神体は木造の御神像と宝鏡であったが、昭和二十年の太平洋戦争終結直後の混乱期に共に紛失していたので、昭和二十九年伊勢神宮に参拝した同行者二十七名により、三十一年に御神像、御神鏡と共に若宮の碑が奉納されている。御神像は楠の一木造りで菅原道真公の腰掛姿である。
●祭礼 例祭日  四月十五日(春ごもり) 七月十五日(夏ごもり) 十月十六日(秋ごもり、宮座)
(大野城市史 民俗編より)