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中・寺尾遺跡

場所
大野城市宮野台
分類No.
歴-0024な

弥生時代の共同墓地

中区(小字(こあざ)は寺尾)の九州電力福岡制御所の南西に広がっていた遺跡です。弥生時代前期~中期中頃の共同墓地で、当時の人々の生活、とりわけ葬制、墓制を知る上で全国的に有名な遺跡です。 。

中、寺尾遺跡の中での墳墓の変遷を追ってみると、弥生時代前期には丘陵先端部に土坑墓が形成され、
そのうちの8基は副葬小壺(ふくそうこつぼ)を伴っていて、その後前期末~中期初頭になると甕棺墓(かめかんぼ)が丘陵稜線に沿った北斜面に形成されるようになったそうです。
甕棺には弥生時代前期の典型的なものが含まれます。遺跡の一部は東部中央公園の下に保存されています。