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中通り遺跡群

場所
大野城市宮野台
分類No.
歴-0026な

市内古墳群最多

この遺跡は宮野台にあり、古墳14基、須恵器窯跡6基が確認
されている遺跡です。
古墳はすべて横穴式石室(よこあなしきせきしつ)で、6世紀後半から7世紀後半のものです。

古墳の副葬品(ふくそうひん)には須恵器(すえき)・馬具(ばぐ)・武具(ぶぐ)・耳環(じかん)(イヤリング)・勾玉(まがたま)などが確認されています。
耳環は全部で22個見つかっており、市内の古墳群の中でも群を抜いて多く、玉類も勾玉・管玉(くだたま)など211個が見つかっています。
勾玉の素材としては、硬玉(こうぎょく)製、碧玉(へきぎょく)製、瑪瑙(めのう)製、水晶(すいしょう)製、滑石(かっせき)製、ガラス製、菅玉では碧玉製、ガラス製などがあり、小玉や丸玉などが大半を占めています。これらの玉類は大変きれいな仕上がりになっています。