にぎ協イチ押し!

白木原地禄神社

場所
白木原一丁目九番一七号
分類No.
歴_し0069

白木原地禄神社

●縁起 祭神 埴安命 この社の縁起は詳かではないが地誌類には次のように記されている。
『筑前国続風土記附録』 地禄天神社神殿方四尺 拝殿一間半二間
祭礼 九月十五日  祭神埴谷素命の神格は土地の神であり、地禄とは土地を富ませるの意でもあり農耕神である。

●本殿・拝殿
本殿は木造造りで銅板葺きであり、拝殿は木造鉛板葺きで、天井は格天井を張り、床はセメント張り、幣殿も木造鉛板葺きで床はセメントを張っている。共に棟札は見当たらないが、大正十五年に改築が行なわれ、昭和五十年には水利組合基金により補修が行なわれている。

●御神体
昭和二十年までは木造の杓を持った男神の御神像が祀られていたが、終戦によりここ白木原が進駐軍春日原ベースの正面通りとなり、進駐軍相手のバーやハウスで賑わうようになってからいつの間にか誰かに持ち去られてしまい、その後は古い鏡を御神体としていたが、昭和五十年に新境を奉納したのが、現在の御神体である。神境の径は二一センチである。(大野城市史 民俗編より)

お問い合わせ
地域の氏子さんによって管理されておりますので、各公民館へお問い合わせください。
当協議会へのお問い合わせはご遠慮ください。