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平野神社 厳島社

場所
大野城市牛頸3丁目14番1号
分類No.
歴_い0056

平野神社 
厳島社(いつくしましゃ) 
「弁財天」とも呼ばれていて知恵、財福、名声、解脱を求める者に功徳があり技芸の神としても信仰されています。弁財天はインド古代神話ではインダス川の水神だそうです。祠を囲む堀に牛頸川の水を入れて雨乞いをすると必ず雨が降ると言われています。

一の鳥居をくぐったすぐ右側にある木造瓦葺の祠で、間口一四五センチ、奥行一七〇センチあり、周囲には深さ80センチの石垣の空堀をめぐらし、石橋がかけられた祠の正面には「厳島社」の額があり、堂内には〇の中に梵字を刻んだ髙さ七四センチの自然石が祀られている。後世に至り神道家によって日本の神であり宗像三女神の一神市杵島姫命と習合させ、さらに明治の廃仏毀釈により厳島社と改めものであろう。(資料 大野城市史 民族編より)