大野城市のコロルコーヒーのパフェが芸術品!季節のフルーツを贅沢に味わえる

こんにちは。ライターの啓意リナタです。

ある日インスタグラムを見ていたら、インパクトのあるフルーツパフェを発見しました。

https://www.instagram.com/p/CdO3QvdPeel/[a]

東京とか都会にあるお店なんだろうな…と思っていたら、住所は大野城市!さっそくお店にうかがってみます!

※記事中のメニューの料金、営業時間、定休日などは取材当時の情報であり、変更の可能性があります。詳しくは店舗でご確認ください。

大野城市のカフェ「コロルコーヒー」とは?

大野城市のカフェ「コロルコーヒー」とは?

大野城市役所近くにある「Co.Ro.Ru COFFEE」(コロルコーヒー)は2020年6月にオープンしました。駐車場は2台分あり、扉の前にスロープがついています。

店内は白と木目を基調としたシンプルなデザインですが、天井をはじめ、至るところにドライフラワーが。

内装はオープン当初から少しずつ装飾をパワーアップさせているらしく「現在の完成度は40%」とのこと。これからさらに変化していくお店の様子を楽しめそうですね。

さっそく、人気の看板メニューをみていきましょう!

コロルコーヒーの人気メニュー①季節で変わるパフェ

コロルコーヒーの人気メニュー①季節で変わるパフェ

美しく盛られたいちごの山から、ひょっこり顔をだす、くまさんクッキーがたまらなく可愛い「いちごパフェ」

口の中でジュワッと広がるいちごの果汁がたまりません。

サクサクで優しい甘みのクッキーは、ご夫婦でひとつずつ手作りされているそうです!耳と鼻が立体的。目も手作業で描いてます。

パフェを食べ進めると、濃厚粒入りのピスタチオアイス→しっとり自家製チーズケーキ→すっきりとしたフランボワーズソースの順番で味を楽しめます。

パフェは、層の順番や組み合わせだけでなくグラスの形でも大きく味が変化するそう。

目で見ておいしい、食べておいしいパフェは、こんなにも細部までこだわっているんだ!と感動しました。

コロルコーヒーの人気メニュー②くまさんラテ

コロルコーヒーの人気メニュー②くまさんラテ

でてきた瞬間『かわいい!』と声をあげてしまった「くまさんラテ」。

ナッツのような香ばしさがあるコーヒーと、まろやかなミルクがマッチしたお味は、飲んだ瞬間ホッとするやさしさがあります。

ラテアートは、奥さまが担当!練習の末に絶妙なバランスを保つ書き順を編みだしたのだそう。

ご主人が『くまに似てるね〜』と言われることがキッカケで、たまたま提供したラテがインスタで広がり、今では人気メニューのひとつに。

実は、筆者はコーヒーがあまり得意ではないんですが、そんなわたしでもおいしいと感じる飲みやすさでした。

それもそのはず。コーヒーはご主人が焙煎した豆を使用しており、ラテに合ったコーヒー豆を選んでいます。コーヒーもいいなぁ……。

コロルコーヒーのテイクアウト

コロルコーヒーのテイクアウト

コロルコーヒーでは、パフェやドリンクのテイクアウトもしています。

インスタグラムでメニューの確認ができるので、事前にチェックしておくといいでしょう。

お客さんが多いと、商品受け取りまで待ち時間がかかるため、「事前に電話予約しておく」ことをオススメします。

「○時に○○を取りに行きたい」と伝えれば、お店の状況に合わせた対応をしてくださるそうです!

テイクアウトは12時~20時まで対応可能なので、興味のある方は、ぜひインスタをチェックしてみてください。

Co.Ro.Ru COFFEE(コロルコーヒー)

住所:福岡県大野城市錦町3丁目6−35

電話番号:092-404-0505

営業時間:10:00~20:00(L.O19:00)

定休日:月曜日

※営業予定は店舗公式インスタグラムでご確認ください

https://www.instagram.com/co.ro.ru.coffee/

※記事中のメニューの料金、営業時間、定休日などは取材当時の情報であり、変更の可能性があります。詳しくは店舗でご確認ください。

フルーツでおなかいっぱい!コロルコーヒーパフェ誕生のきっかけ

フルーツでおなかいっぱい!コロルコーヒーパフェ誕生のきっかけ

──パフェごちそうさまでした!こんなにもフルーツいっぱいにしたキッカケはあるんですか?

大人になったら、満足するまでフルーツを食べたいって夢があったんです。大人買いっていうか、ワクワク食べたいなって。

──誰しも一度は考えたことがあるかも。

子どものころ食卓に出てくるフルーツって、みんなで分けて食べてたでしょう?いちごは1人3粒までだよ〜とか。だから、いちごパフェも、1パック以上使って盛り付けたり。

──1パック以上って…誰もが一度は抱いた願望がカタチになってますね!

 

▲慎重に盛り付ける山中さん

とにかく満足してもらいたいんですよね。味はもちろん、見た目も大事だと思ってるから、バランスを見ながら「もっと盛っちゃえ盛っちゃえ!」と思ってやってます。

──コロルコーヒーは、セットドリンクの種類の豊富さも特徴的だなと感じています。

 

▲豊富なセットドリンク

やっぱり、選択肢がいっぱいあるって嬉しいと思うんですよね。せっかくお店に来てくれているんだから、セットドリンクひとつでも喜びを感じてもらいたいんです。季節に応じて、メニューは変えています。

「コーヒー屋」から「パフェ屋」に方向転換

「コーヒー屋」から「パフェ屋」に方向転換

──パフェの印象が強いですが、店名はコロル「コーヒー」なんですね。

実は、オープン当初はコーヒー豆の販売をしながら、飲み物を提供するお店だったんです。ちっちゃいお店を開くのが夢で、のんびり喋りながら仕事がしたいなぁって思って。

▲窓には「COFFEE ROASTERY」の文字

──コーヒーがメインだったんですね!それがなぜ現在のようなスタイルになったんですか?

お店をオープンして、2日間くらい売上の伸びやお客さんの反応をみて「あ、このままだとヤバいぞ」って思いました。

──2日間の動きで判断されたんですか。素早い……。

客さんに喜んでもらうことは大前提として、自分たちの生活も成り立たせないといけない。「じゃあどうしよう」って考えて、試行錯誤した結果……。いまは完璧に「パフェ屋さん」です。

──そこまで、大幅な変化はなかなか踏み切れないような気もしますが……。

ぼくも、いまみたいなお店になるとは思わなかったです。でも、オープン当初の考えじゃうまくいかなかった。だから「気合い入れてパフェ作ろっか」と考えました。

──パフェ作りのスキルは元からあったんですか?

いいえ!妻はちょっとできたけど、自分はゼロから独学で始めました。インスタで見たオシャレな盛りつけをマネしてみる。でも、うまくいかないから研究をひたすら繰り返して…失敗の繰り返しでしたね。

──それはけっこう大変だったんじゃないですか?

いまでも新しいメニューが完成するまで、100回くらい作り直してますね。味がいいのはあたりまえだけど、見た目もよくないとなって。お客さんはインスタで見た目に惹かれて来てくれてるだろうし、実際、写真を撮ってくれる人も多い。だから、そこには命をかけてます。

──常日頃から、かなり勉強されているんですね。

カフェ業界は変化がものすごく早いんです。だから、常に学ばないと、って気持ちが強いです。

コロルコーヒーはインスタ効果で県外ファンもたくさん

コロルコーヒーはインスタ効果で県外ファンもたくさん

──インスタグラムを見たお客さんが訪れてくれるとお話ししてくださいましたが、どのような場所から来てくださるんですか?

遠いところだと、東京とか……。「インスタで見て、旅行ついでに来ました!」って話してくれます。

旅行の目的地のひとつにしてもらえるなんて、ありがたいですよね。

──なにがキッカケで、インスタ効果が現れたんですか?

キッカケは、1人のインスタグラマーさんでした。たまたまお店に来てくださって、パフェの写真を投稿したんです。それを通じてお店の投稿に「いいね」がたくさんついて、ジワジワと認知が広がっていってます。

──コロルコーヒーにとって、ひとつの転機になったかもしれないですね。

インスタの重要性を実感しました。見た目はとても大事。だから、食器やカトラリー、グラスすべてにこだわっています。

▲食器もカトラリーもかわいい

──すべてオシャレでインスタで報告したくなります。

お店のインスタアカウントでも、投稿の写真構図とか文章、投稿時間も勉強して、できるだけ多くの人にお店を知ってもらえるよう発信に取り組んでます。

──パフェづくりのお話でも感じましたが、本当に研究熱心。

 

凝り性なので、熱が入るとぐわぁーってのめり込むんです。でも、うまくいきはじめると飽きちゃったりもする一面もあります…。笑それがなかったらもっといいのかもしれないですね。

──でも、今まで取り組んできたものはすべてご主人の糧になってるから、これからもたくさんのものに熱中してほしいです!

 

インスタはフォロワーさんが増えていくことが本当にうれしい、やる気も湧きます。ぜひ気軽にフォローしてほしいです

コロルコーヒーではコーヒー豆も購入できる

コロルコーヒーではコーヒー豆も購入できる

──ご主人は、焙煎の知識豊富なんですよね。

 

 

焙煎は6年くらい学びました。コロルのメインは「パフェ」なので、コーヒーはお店的に脇役。なので、ある程度ぼくの好きなようにしています。

──割り切ってますね。好きにしているのは、どのような部分ですか?

 

 

例えば、珍しい地域の豆を選んだり、一度入荷したものは二度と入荷しなかったり。前回買った豆を、在庫完売後、買いたいと言われても「もう入荷しないんですよー」って伝えています。

──一度入荷したものは二度と入荷しないとは、衝撃的ですね。

 

 

 

焙煎って、すべての豆に対して、アプローチの仕方が違う。だから本来、同じ豆を仕入れた方がラクなんです。でも、ぼくは飽きっぽいから「コレはどんな味なんだろう?」「飲んでみたいな」って好奇心が湧いちゃうんです。

──毎回新しい出会いがあって、ワクワクしますか?

 

 

 

正直、新しい豆を炒るときはいつも緊張してます。完成の大まかなイメージはできても細部は未知数。だから、毎回悩みながら焙煎してます。

──自家焙煎屋さんによくある「ハウスブレンド」はやらないんですか?

 

 

 

ハウスブレンドはないんです。常に変動する豆では作れないですから。みなさんが想像されるコーヒー屋さんのイメージとは違うかもしれないですね。

──コーヒーって、種類が多すぎてなにがいいか選べなかったりする。でも、コロルコーヒーさんにくることで、知らない豆に出会うよろこびを感じられそうです。

 

 

 

大野城のコロルコーヒーに行ってみよう!

大野城のコロルコーヒーに行ってみよう!

今回のインタビューで、ご主人が言った「まだスタートライン、やっと他店と比較してもらえるレベルになったかな。」という言葉が強く印象に残りました。

柔軟に変化をし続けるコロルコーヒーの「いま」を味わいに、一度お店を訪れてみてください。

Co.Ro.Ru COFFEE(コロルコーヒー)

住所:福岡県大野城市錦町3丁目6−35

電話番号:092-404-0505

営業時間:10:00~20:00(L.O19:00)

定休日:月曜日

※営業予定は店舗公式インスタグラムでご確認ください

https://www.instagram.com/co.ro.ru.coffee/

※記事中のメニューの料金、営業時間、定休日などは取材当時の情報であり、変更の可能性があります。詳しくは店舗でご確認ください。

取材・執筆:啓意リナタ

企画・編集:大塚たくま

制作:株式会社なかみ

※この記事は株式会社なかみがボランティア活動の一環として制作し、一般社団法人大野城市にぎわいづくり協議会に寄稿したものです。

https://nakami-fukuoka.com/

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