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中宝満神社  

場所
中119
分類No.
歴_0089な

中宝満神社

●祭神
玉依姫命、誉田別尊(応神天皇)  息長帯姫命 (神功皇后)
●縁起
本社の創建は延宝三年(一六七五)正月に、村内の御陵宝満宮からの勧請したものである。由緒は御陵宝満神社の項で述べている。

●本殿
現在の本殿は木造銅板葺きであるが、本殿は明治三十一年三月に再建されたときは瓦葺きであったが、昭和六十年に屋根を銅板葺きに改修されたものである。このことは拝殿の梁につけられている寄進者七十二名の金額姓名と、明治三十一年三月吉祥日の日付がある「宝満神社神殿新築ニ付寄附者姓名表」及び拝殿横に建てられている「昭和六十年十二月本殿拝殿等改修記録」により知るとができる

●拝殿
拝殿は木造瓦葺きで、正面に「宝満宮」の御神額が掲げられている。拝殿の梁には棟札及び奉献記録がつけられている。

●御神体 当社の御神体は神境である。たびたびの盗難により神殿内には台座だけが三基も残されている。現在の御神鏡は鋳造の銅鏡であり、近年奉納されたものである。なお、拝殿の梁には御神鏡奉献の記録が板書されてつけられている。 (大野城市史 民俗編より)